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ネクストモバイルの評判は?申込み前に知っておきたい速度や料金プランを解説

ネクストモバイルの評判は?申込み前に知っておきたい速度や料金プランを解説ネクストモバイルって遅いらしいけど、実際どうなんだろう

そもそもネットの評判って本当なのかな

ネクストモバイルは月額料金が安く、通信制限がないモバイルWi-Fiとして注目されています。

しかし、ネクストモバイルの評判を見てみると、通信速度が遅い、解約金が高いなどの意見もあり、実用性があるのか気になっている人も多いのではないのでしょうか。

また、代表的なモバイルWi-FiにはWiMAX2+がありますが、どのような違いがあるのかも気になるところですよね。

当記事では、ネクストモバイルについてネットでの評判を確認しつつ、プランの内容や実用性、WiMAX2+との違いについて解説していきます。

ネクストモバイルとは?

ネクストモバイルネクストモバイルとは、モバイルWi-Fiの一種で、株式会社グッドラックが運営しています。

代表的なモバイルWi-Fiとしては、WiMAX2+が挙げられますが、WiMAX2+がauのLTE回線を利用しているのに対し、ネクストモバイルはSoftbankのLTE回線を使用しているのが特徴です。

また、月額料金が業界内でもトップクラスに安いことや、通信制限が他のモバイルWi-Fiと比べても緩いことから、近年注目を集めています。

ネクストモバイルの評判

まずは、ネクストモバイルを実際使用している人の口コミや評判について見ていきましょう。

ネクストモバイルの良くない評判

ネクストモバイルを使用している人の良くない評判については、以下のようなものがあります。

上記の方は月額5,811円支払っているとのことですが、疑問なのがネクストモバイルではこの料金プランはないんですよね…。

後ほど詳しく紹介しますが、現在用意されているのは3つのプランです。

  • 20GBプラン:2,400円(定額)
  • 30GBプラン:2,700円(定額)
  • 使い放題プラン:3,100円(定額)

私も個人的にネクストモバイルを利用していますが、上記以外の変な請求もないですし、料金の認識が間違っているとしか思えません。

ただし、違約金に関してはどこのモバイルwifiも同じようなものなので、これは仕方ないとしか言えません。。

上記の口コミのように、ネクストモバイルの良くない評判として挙がるのが、

  • 解約違約金が高い
  • 通信速度が遅い
  • 故障に対する対応が悪い

というものでした。まず、解約違約金についてお話しします。実際ネクストモバイルの解約違約金は割高です。

ネクストモバイルでは、25ヵ月毎に訪れる更新月以外での解約では、期間に応じて以下の契約解除料を支払う必要があります。

更新月契約解除料
0ヵ月目~12ヵ月目19,000円(税抜)
13ヵ月目~24ヵ月目14,000円(税抜)
25ヵ月目0円
26ヵ月目~9,500円(税抜)

特に、0ヵ月目~12ヵ月目の契約解除料は他のモバイルWi-Fi提供会社と比べても高くなっているため、解約がしづらいことがデメリットとなっています。

次に通信速度についてです。

口コミでは、通信速度が遅いという評判が一部散見されます。

しかし、後述しますが、ネクストモバイルの通信速度は、普段使いする分には充分なものです。

速度的には問題がないという口コミも多いので、使用者の使い方に依る部分が多いといえるでしょう。

最後に、故障対応が悪いという口コミについてです。

ネクストモバイルでは、「安心サポート」というオプションに加入すれば、端末が故障しても修理や交換に対応してくれます。

しかし、「安心サポート」の対象になるのは、自然故障した個体のみです。

改造等による故障や、水没・紛失・盗難の場合は対象外になるので、注意しましょう。

また、「安心サポート」に加入していなくても、1年間であればメーカーの保証があるので、自然保証に限り修理が可能です。

ネクストモバイルの良い評判

続いて、ネクストモバイルの良い評判について見てみましょう。

ネクストモバイルの良い評判として良く挙がっているのは、

  • 通信速度が速い
  • 月額料金が安い
  • 通信制限がない

というものになります。

通信速度が速度については、良くない評判でも挙がっていることからも分かるように、使用者によって印象が違うようです。

ネクストモバイルはサービス契約書面を受領した日から8日以内であれば返品することが可能なので、速度に納得が行かなければ返品をすることができます。

とはいえ、基本的にはSoftbank回線であることもあり、よほどのことがない限り速度に問題があるということはないでしょう。

次に、月額料金が安いという評判になります。

月額料金についても後述しますが、使い放題プランであっても最初の2年間は月額3,100円で、他のモバイルWi-Fiと比べ、トップクラスに安いです。

最後に、通信制限がないという評判ですが、これは使い放題プランに限った評判となります。

通信制限についても詳しく後述しますが、使い放題プランでは基本の通信制限をはじめ、WiMAX2+のような、数日間で一定以上使用した場合の制限などもありません。

制限を気にせず使えることはネクストモバイル最大のメリットであり、評判の良さにも繋がっています。

ネクストモバイルの料金プラン|おすすめのプランは?

ネクストモバイルの評判について把握したところで、料金プランや契約内容について詳しく解説します。

2020年1月現在のネクストモバイルの契約プランは以下の通りです。

プラン名月間データ量月額料金
20GBプラン20GB2,400円
30GBプラン30GB2,700円
使い放題プラン上限なし3,100円

上記の月額料金は契約から1~24ヵ月目までの金額であり、25ヵ月以降では全プランで月額料金が500円増加します。

契約期間は2年間で、25ヵ月目毎に訪れる更新月以外に解約すると、契約解除料の支払いが必要です。

データ容量内での通信制限はなし!

ネクストモバイルは、データ容量内での通信制限がありません。

WiMAX2+など、他のモバイルWi-Fiでは、月間7GBのプランと使い放題プランが用意されていることが多いですが、使い放題プランであっても、3日間で10GB使用などの条件で、通信制限がかかる場合がほとんどです。

しかし、ネクストモバイルは、データ容量の上限を超えない限りは通信制限がかかりません。

特に、使い放題プランの場合、データ容量上限による通信制限もないので、通信制限によるストレスを受けることなく使用することが可能です。

公式では、常軌を逸する通信料の使用については制限をかける場合があるとのことですが、先述の口コミのように、100GB以上使用しても制限がかかっていないことから、日常で使用する分には問題ないことが分かります。

通信制限の檻から解放されたいという人には、特におすすめなモバイルWi-Fiです。

Softbankの回線なので使用可能地域も広い

ネクストモバイルはSoftbankのLTE回線を使用しています。

モバイルWi-Fiの中でもシェア数が高いWiMAX2+と比較すると、SoftbankのLTE回線はエリア範囲が広く、電波が通じづらい山間部などにおいても問題なく使用することが可能です。

エリア範囲では各公式ページで確認することが可能なので、下記リンク先からそれぞれのエリア範囲を確認してみて下さい。

クレジットカード払いと口座振替が選べる

ネクストモバイルでは、月額料金の支払い方法をクレジットカード払いと口座振替から選択することができます。

口座振替が可能なのは20GBプランと30GBプランであり、使い放題プランはクレジットカード払いのみに対応しています。

  • 20GB/30GB:口座振替&クレジットカード払い対応
  • 使い放題プラン:クレジットカード払いのみ

口座振替はクレジットカードがなくても可能ですが、契約が信用情報の審査に時間がかかることや、振込手数料として200円がかかることなどのデメリットがあるので注意しましょう。

また、口座振替を選択した場合、提供される端末は中古のものとなり、在庫状況によっては契約ができない可能性があるので、基本的にはクレジットカード払いでの契約をおすすめします。

更新月以外での解約には注意

ネクストモバイルの最大のデメリットとして挙げられるのが、解約違約金の高さです。

先述の通りネクストモバイルでは更新月以外に解約すると、以下の契約解除料がかかります。

更新月契約解除料
0ヵ月目~12ヵ月目19,000円(税抜)
13ヵ月目~24ヵ月目14,000円(税抜)
25ヵ月目0円
26ヵ月目~9,500円(税抜)

特に最初の1年で解約すると契約解除料が高いので注意が必要です。

ネクストモバイルは、全プラン2年契約になります。

BIGLOBE WiMAXなどの1年契約のプランに比べると、生活の変化に合わせて柔軟に乗り換えを行ったり、どうしても機種が古くなるなどのデメリットがあります。

一度使い始めると、解約金の面で更新月以外での解約がしづらいので、ネクストモバイルを契約する際には、プラン内容をしっかりと確認し、納得した上で加入するようにしましょう。

ネクストモバイルの端末は2種類

現在、ネクストモバイルでは以下の2種類の端末から選択することが可能です。

  • FS030W
  • HT100LN

それぞれの特徴について見ていきましょう。

FS030W

FS030WFS030W』はネクストモバイルで用意されているモバイルタイプのルーターです。

モバイルタイプにも関わらず、最大で15台の機器を同時接続することが可能なので、複数人での使用にも充分に対応することができます。

また、バッテリーは最大20時間の使用に耐えることができるため、1日中外出していてもバッテリー切れを気にせず使用することが可能です。

その他スペックは以下のようになっています。

サイズ(幅 × 高さ × 厚さ)74.0 × 74.0 × 17.3mm
重さ約128g
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
インターフェイスUSB 2.0
連続通信時間20時間(Bluetooth通信24時間)
連続待受時間約600時間
通信方式Softbank 4G LTE
・下り最大150.0Mbps
・上り最大50.0Mbps
Softbank 3G
・下り最大42.0Mbps
・上り最大5.76Mbps

初期設定も簡単

FS030W』の初期設定についてはAPN(Access Point Name)が使用できるので、ほとんど操作することなく完了します。

APNは、簡単に言うと通信データ端末を識別するための識別名のようなもので、『FS030W』の場合がSIMカードあらかじめセットされたAPNを読み込むことで、初期設定が完了するようになっているのです。

パスワード設定のような面倒な設定は必要なく、SIMカードをとバッテリーを本体に挿入すれば、問題なく仕様を開始できます。

HT100LN

HT100LN』は据置タイプのルーターで、コンセントに繋いで使用します。

家用のルーターというと、光通信などの固定回線をまずイメージしますが、固定回線は自洗に工事などが必要なこともあり、導入が少々手間であることが多いです。

しかし、『HT100LN』は上記のような工事は必要なく、届いた日からすぐに使用することができます。

自宅用のルーターが欲しいけど工事などの立ち会いは手間でありという人には特におすすめできるルーターといえるでしょう。

スペックは以下のようになっています。

サイズ(幅 × 高さ × 厚さ)約130 × 130 × 37mm(突起部除く)
重さ約200g(ACアダプタ除く)
Wi-FiIEEE 802.11 a/b/g/n/ac
電源AC100V±10% 50/60Hz
消費電力最大約6W
動作保障環境温度0~40℃/湿度10~90%
(結露しないこと)
VCCIVCCI クラスB
通信方式Softbank 4G LTE
・下り最大150.0Mbps
・上り最大50.0Mbps
国際ローミング非対応

初期設定は専用アプリで行える

HT100LN』の初期設定は専用アプリを使用して行います。

Aterm らくらく設定アシスト』というアプリをダウンロードして、案内に従えば簡単に初期設定が可能です。

また、本体裏面のQRコードからも設定が可能なので、アプリのダウンロードが手間という人はQRコードから設定を行いましょう。

ネクストモバイルの速度は快適!満足度は充分高い!

ネクストモバイルの速度については、速いという意見と遅いという意見が散見されます。

実際のところどうなのでしょうか。

評判も踏まえつつ、詳しく考察してみましょう。

端末の最大速度は控えめ

まずは端末の通信速度について見ていきましょう。

ネクストモバイルで使用できる端末の最大下り通信速度は150.0Mbpsです。

比較対象として良く名前が挙がるWiMAX2+の最新機種W06の通信速度440Mbps(LTE使用時は867Mbps)であることを考えると控えめな数値となっています。

さらに、下記の口コミからも分かるように、実際の速度は下り20~40Mdpsという場合が多いです。

上記の数値は日常的に動画をみたり、ネットサーフィンをする分には問題ありません。

しかし、高画質な動画を待ち時間なく視聴したり、オンラインゲームをラグなくプレイしたい場合は、不満を感じる可能性もある速度となっています。

対して、WiMAX2+の実際の速度は100Mdpsとなっており、高画質の動画視聴やフレーム単位でのラグが命取りになるFPSゲームなどでも快適に使用することが可能です。

しかし、WiMAXは3日間で10GB以上使用すると、ギガ放題プランであっても通信制限かかかり、18時~翌2時までの通信速度が著しく低下します。

以下の口コミでは、日中と通信制限時の通信速度の違いについて言及しています。

上記の口コミを見ても、通信制限時間帯の下り速度が相当遅くなっていることが分かるでしょう。

ネクストモバイルの場合、WiMAX2+のような通信制限は存在しません。

つまり、時間帯ごとの変動はあれど、1日中20~40Mdps程度の通信速度で使用することができます。

特に夜に動画を垂れ流しにしたりしている人は、ネクストモバイルの方がストレスなく使用することができる可能性が高いです。

エリア範囲はネクストモバイルの方が広い

先述しましたが、ネクストモバイルはSoftbankの通信回線を使用しています。

結果的にエリア範囲はWiMAXなど比べて比較的広範囲になっており、田舎でも繋がりやすいです。

都心部以外でモバイルWi-Fiを使用したいという場合は、ネクストモバイルの方が優れているといえるでしょう。

総合的に評価すると、動画を何時間も視聴したり、深夜帯でもストレスなくWi-Fiを使用したい場合はネクストモバイルが優れているといえます。

ネクストモバイルとWiMAX2+との違い

当記事でも翌比較対象として挙がるWiMAX2+ですが、ネクストモバイルとはどのような違いがあるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

電波の入りやすさ

ネクストモバイルとWiMAX2+では、建物や地下での電波の入りやすさが違います。

WiMAXの電波は通信量こそ大きいのですが、電波自体が障害物に弱いということが欠点です。

結果的に、地下や建物の中、山間部などでは電波が届きづらくなることが多く、LTE回線に切り替えなければ使い物にならない可能性があります。

対してネクストモバイルは、基本的にSoftbankのLTE回線を使用しているため、携帯電話を同様の体感で使用することが可能です。

地下や建物内でも問題なくつながるので、場所を選ばず使用することができます。

通信速度

先述の通り、通信速度に関しては理論値上はWiMAX2+の方が速いです。

ただし、WiMAX2+はギガ放題プランであっても、3日間で10GB以上使用すると18時~翌2時まで通信制限がかかってしまいます。

よって、日中の速度についてはWiMAX2+の方が優れていますが、深夜帯に動画視聴やゲームのプレイなどをしたい人の場合は、ストレスが貯まる可能性が高いです。

ネクストモバイルは通信制限がないので、深夜帯でも使用感にほとんど変化がない状態で使用が可能ですが、WiMAX2+ほど通信速度が出ないので、大容量データのやり取りには向いていません。

自身のWi-Fiの使用時間帯や用途に合わせて、適している方を選ぶ事が重要です。

提供会社の数

WiMAX2+は、大元の会社であるUQコミュニケーションズの『UQ WiMAX』の他、様々な企業が提供会社として参画してます。

提供会社ごとに独自のプランやキャンペーンを展開しているため、契約内容についてはWiMAX2+の方が柔軟性が高いといえるでしょう。

対してネクストモバイルは先述したプラン内容のみとなっており、プランの幅が狭いです。

様々な契約プランから自分に合ったものを選択したいという場合は、WiMAX2+に軍配が挙がります。

ネクストモバイルがおすすめな人

情報を総括すると、ネクストモバイルがおすすめな人は以下のような人です。

  • 月額料金を安く済ませたい
  • 日常で大容量のデータをやり取りすることがない
  • 超高画質の動画やラグが致命傷になるゲームをプレイしない
  • 深夜帯の使用が多い
  • 通信制限を気にせず使いたい
  • 使用エリアが田舎である

ネクストモバイルは通信速度こそ控えめですが、日常レベルで使用する分には充分なものとなっています。

また通信制限を気にする必要がないため、制限を気にして使用を控えることがストレスになるという人にもおすすめです。

ただし、高画質の動画の視聴やオンラインゲームを日常的に行うという場合は、通信速度が遅いと感じる可能性が高いので、固定回線やWiMAX2+などを使用するのが良いでしょう。

WiMAX2+がおすすめな人

WiMAX2+がおすすめなのは、以下のような人です。

  • 様々なプランから自身に適したものを選びたい
  • 解約しやすいプランで契約したい
  • 大容量なデータを扱うことが多い
  • 通信速度が速い方が良い
  • 夜よりも日中の使用が多い

ネクストモバイルとは違い、大容量データのダウンロード二時間を掛けたくない場合や、様々な契約プランから自分好みのプランを選びたという人にはWiMAX2+がおすすめです

また、夜に動画視聴などをほとんどしないという人は、速度制限によるストレスが少ないので、WiMAX2+に向いている人といえるでしょう。

WiMAXの中で一番おすすめなのが、GMOとくとくBB WiMAXです、

WiMAXについてもっと知りたい方は『GMOとくとくBB WiMAXの評判は?申込み前に知っておきたいキャッシュバックと料金プランを解説』の記事で更に詳しく解説していますので、ぜひ合わせて参考にしてみてください。